第二回 04環境ユニバース杯 データ分析

※決まり手について
「Card or Life」およびキーカードを0枚から3枚まで記録する。
「Card or Life」は、カードアドバンテージを得て盤面を制圧して勝ったときはCard、カードアドバンテージを失って苦しい中でライフポイントを削り切って勝った時はLifeを記録する。CardかLifeかどちらかを記録する必要がある。
キーカードは、勝負の大勢を決することとなった一連のプレイに関わったカードを記録する。序盤はこのカード、終盤はこのカードが活躍した、のようには記録しない。敗北側のカードがキーカードとなった場合には、そのことを記録する。
「Card or Life」とキーカードを合わせて見て、勝負がどのように決まったのかがわかるように表現することに努める。
☆先攻後攻について

先攻勝利 50/90 先攻勝率 55.6%
後攻勝利 39/90 後攻勝率 43.3%
引分 1/90 1.1%

先攻Card勝利 29/50 58.0%
先攻Life勝利 21/50 42.0%
後攻Card勝利 21/39 53.8%
後攻Life勝利 18/39 46.2%


※前回大会(16/56 28.6%)と比べると後攻勝率が大きく伸びた。
先攻Card勝率の低下と併せて考えると、先攻プレイヤーが自ターンにリソースが1枚多いことを生かしてアドをとるプレイに対する対策技術が向上し、後攻プレイヤーが簡単にはアドを失わずに粘ることができるようになった結果であると考えられるのではないか。
ユニバース杯通算の先攻勝率は、90/146 61.6%。
※後攻Card勝数が後攻Life勝数を上回り、「後攻はLife勝利を狙うべし」という通説を覆す結果に。とはいえ、全デュエルに占める後攻Life勝利の割合は、前回大会10/56 17.9%、今大会18/90 20.0%とむしろ上昇していることを留意すれば、この結果は、後攻の粘る技術、Card勝利への技術が向上したことから説明できる。

先攻デュエルのみの順位
8-1 gaspard
6-3 HS、LW、lighdar
5-4 tako、NEX
4.5-4.5 fibonacci
4-5 ゲンシュン
3-6 A級戦犯、obu

後攻デュエルのみの順位
6-3 HS、tako
5-4 LW
4-5 NEX
3.5-5.5 gaspard
3-6 lighdar、fibonacci、ゲンシュン、A級戦犯、obu

☆決まり手とキーカードについて

Card勝率 50/90 55.6%
Life勝率 40/90 44.4%

※前回大会(36/56 64.3%)と比べてCard勝率が低下した。
『遊戯王04環境考察本』掲載コラム「カードアドバンテージの概念について」を受けて、めくり合いなどの0.5アド差のまま決着したデュエルをLife勝利と記録することが多くなったことも多少は影響しているだろう。

キーカード登場回数ランキング
※op.(敗北側のカード)は別集計、順位にも加算せず

※コントロール奪取カード(《心変わり》、《強奪》)計13回
1位 11回 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》
1位 11回 《強欲な壺》

※トランプルモンスター(《天空騎士パーシアス》、《イグザリオン・ユニバース》)計11回
3位 10回 《心変わり》
4位 8回 《天空騎士パーシアス》
5位 7回 《ファイバーポッド》

※ピーピングハンデス(《押収》、《強引な番兵》)計7回
※ハンデスモンスター(《首領・ザルーグ》、《魂を削る死霊》)計6回

6位 5回 《大嵐》
6位 5回 《苦渋の選択》

8位 4回
《人造人間-サイコ・ショッカー》(※op.1回)、《強引な番兵》、《早すぎた埋葬》、《破壊輪》
12位 3回
《聖なる魔術師》、《イグザリオン・ユニバース》、《首領・ザルーグ》、《魂を削る死霊》(※op.1回)、《光の護封剣》(※op.1回)、《強奪》(※op.2回)、《押収》
19位 2回
《お注射天使リリー》、《強奪》op.、《スケープ・ゴート》(※op.1回)、《ライトニング・ボルテックス》、《リビングデッドの呼び声》
23位 1回
《キラー・スネーク》、《人造人間-サイコ・ショッカー》op.、《魂を削る死霊》op.、《ブレイドナイト》、《魔導戦士 ブレイカー》、《異次元の女戦士》op.、《光の護封剣》op.、《サイクロン》、《スケープ・ゴート》op.、《抹殺の使徒》

キーカードなしデュエル 4回 4/90 4.4%

※《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》は前回大会の順位が低すぎたのであって、この順位は当然とみるべきだろう。《天空騎士パーシアス》は前回に引き続き存在感を見せた。コントロール奪取カードは、《サイクロン》・《砂塵の大竜巻》でケアできる《強奪》が徹底的にマークされた一方、《心変わり》が猛威を振るった。《聖なる魔術師》は今大会は振るわず、決まり手の「セイマジ壺」も一回のみという結果に終わった。

後攻勝利時キーカード登場回数
5回 《ファイバーポッド》、《天空騎士パーシアス》、《心変わり》
4回 《人造人間-サイコ・ショッカー》、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》、《苦渋の選択》
3回 《強引な番兵》
2回 《首領・ザルーグ》、《強欲な壺》、《早すぎた埋葬》、《スケープ・ゴート》、《破壊輪》
1回 《聖なる魔術師》、《人造人間-サイコ・ショッカー》op.、《イグザリオン・ユニバース》、《魂を削る死霊》、《魂を削る死霊》op.、《魔導戦士 ブレイカー》、《光の護封剣》、《大嵐》、《強奪》、《押収》、《ライトニング・ボルテックス》、《リビングデッドの呼び声》


2枚以上の組み合わせ複数回登場
Life《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《早すぎた埋葬》2回
※《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》を蘇生カードで複数回使用するのは文句なしに強力。
※Card or Lifeが一致しなかったものの、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《強引な番兵》(処理札破壊)、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《苦渋の選択》(召喚条件を満たす)もそれぞれ2回。
※なんと、この他の「2枚以上の組み合わせ複数回登場」はなし。「セイマジ壺」も1回のみ。有名なコンボはあらかたケアされていたということか。
☆《強欲な壺》、《押収》・《強引な番兵》、《苦渋の選択》、《ファイバーポッド》について

《強欲な壺》発動回数 計93回
《押収》・《強引な番兵》発動回数 計99回
《苦渋の選択》発動回数 計58回
《ファイバーポッド》発動回数 計28回


※ピーピングハンデスのデュエルあたりの発動回数は前回大会と比べて減少した。《苦渋の選択》で《押収》を墓地に落とすプレイが広まったことが一因か。

《強欲な壺》発動回数別勝率
0回 52/111 46.8%
1回 24/49 49.0%
2回 10/17 58.8%
3回 2/2 100.0%
4回 1/1 100.0%
※2回以上 13/20 65.0%


《強欲な壺》発動回数差率
±3 2/90 2.2%
±2 8/90 8.9%
±1 31/90 34.4%
±0 49/90 54.4%

《強欲な壺》発動回数差別勝率
+3 2/2 100.%
+2 6/8 75.0%
+1 18/31 58.1%


プレイヤー別《強欲な壺》発動回数-被発動回数
HS 14-11
gaspard 11-15
LW 9-7
tako 14-10
lighdar 5-9
NEX 10-6
fibonacci 10-4
ゲンシュン 5-8
A級戦犯 8-9
obu 7-14
※ゲンシュン氏、《強欲な壺》への祈り通じず。


先攻1ターン目《押収》《強引な番兵》発動時勝率 13/22 59.1%
※前回大会と同様、先攻勝率55.6%に近い値に。先攻1ターン目のピーピングハンデスは、後攻勝率を著しく下げる要因にはなっていないと考えるのが妥当だろう。

1ターン目《苦渋の選択》発動時勝率 15/24 62.5%
先攻1ターン目《苦渋の選択》発動時勝率 8/14 57.1%
後攻1ターン目《苦渋の選択》発動時勝率 7/10 70.0%

※前回大会同様、先攻1ターン目の《苦渋の選択》は勝率に大きな影響を及ぼさず、後攻1ターン目の《苦渋の選択》は大きく勝率を引き上げていることがわかる。

《ファイバーポッド》発動回数 計28回
先攻プレイヤー《ファイバーポッド》発動回数 計10回
後攻プレイヤー《ファイバーポッド》発動回数 計18回
※《ファイバーポッド》は後攻プレイヤーがより積極的に発動していることがわかる。
※1ターン目に《ファイバーポッド》をセットして発動に至ったケースは、先攻プレイヤーはなし、後攻プレイヤーはHS-obu戦、ゲンシュン-HS戦の2例。いずれもHS勝利。

プレイヤー別《ファイバーポッド》発動回数-被発動回数
HS 5-4
gaspard 7-1
LW 2-4
tako 1-6
lighdar 3-3
NEX 2-0
fibonacci 3-2
ゲンシュン 2-4
A級戦犯 0-2
obu 3-2

取得した生のデータは→こちら(.xlsxファイル)
※UTD部員は自由に編集してください。

第二回 04環境ユニバース杯 結果

第二回 04環境ユニバース杯 結果

日時:2016/02/13 12:00-
ルール:04環境

大会形式
参加者10人による全9節の総当たり戦。
各節ではお互いに先攻と後攻をもって1デュエルずつ、計2デュエル行う。
デュエルの勝率により順位を決定する。
※引き分けは0.5勝扱い
結果
順位 名前 勝-敗 勝率 先攻時勝-敗 後攻時勝-敗

優勝 HS 12-6 66.7% 6-3 6-3 ※2大会連続2回目の優勝
2位 gaspard 11.5-6.5 63.9% 8-1 3.5-5.5
3位 LW 11-7 61.1% 6-3 5-4
3位 tako 11-7 61.1% 5-4 6-3
5位 lighdar 9-9 50.0% 6-3 3-6
5位 NEX 9-9 50.0% 5-4 4-5
7位 fibonacci 7.5-10.5 41.7% 4.5-4.5 3-6
8位 ゲンシュン 7-11 38.9% 4-5 3-6
9位 A級戦犯 6-12 33.3% 3-6 3-6
9位 obu 6-12 33.3% 3-6 3-6


続いてデータ分析の記事を掲載します。
プロフィール

東京大学遊戯王デュエルサークル

Author:東京大学遊戯王デュエルサークル
正式略称UTD。
俗称東大デュエル部。
毎週水、金に学生会館でデュエル中。
Twitter:@UTduel

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